※以下、
ラオス政府観光局より引用(2004年12月現在)
■ラオス人民民主共和国について
ラオスってどんな国?と問われても答えに困ってしまう。アンコールワットのように壮大な遺跡があるわけでもなし、エメラルドグリーンの海が広がっているわけでもなし、タイのトムヤンクンのような名の知れ料理があるわけでもない。かつてはインドシナの戦火に巻き込まれ、今もまたアジアの経済危機の影響をストレートに受けたラオスは、海外からの経済援助に頼っている。しかし、その中で暮らす人々の心は常に豊かでほほ笑みを絶やさない。
■慎ましさを抱えたラオス
原生林の中を大きく蛇行しながらメコン川は森の国ラオスを1,900kmに渡って流れる。全長4,350km、チベット高原に源を発し、次第に水かさを増したメコン川は、タイ・ラオス南部では川幅が14kmにも達する。さらにカンボジアを抜けて、ベトナムから南シナ海に注がれていく。
インドシナ半島にひっそりと存在するラオスは、中国、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナムの5カ国と国境を接し、日本の本州ほどの広さを持つ内陸国である。熱帯性モンスーン気候に属し、雨季(4月〜10月)乾季(11月〜3月)の2つのシーズンに分かれる。
国土は236,800平方キロメートル。そのうちの約70%が高原や山岳地帯で、シェンクアン県のプービア(ビア山)は国内最高峰(2,820m)である。
ラオスの人口は520万人。(2000年7月現在)そのうち約10%がヴィエンチャン特別市に集中している。民族もモン族、ヤオ族、アカ族など多様性があり、その数68ともいわれ、独自の文化を育んできた。民族は大きく分けると次の3つになる。
低地ラオ族(ラオルーム)ラオス人口の70%を占め、メコン川流域へ位置に住む。女性はシンを纏う。丘陵地ラオ族(ラオトゥン)ラオス人口の20%を占める。標高1,000m以上の高地に住む人々のこと。高地ラオ族(ラオスーン)ラオス人口の10%を占める。山岳地帯に住む。女性は膝丈位のスカートやズボンをはき、民族によっては、帽子をかぶっている。
■ラオスが歴史に登場するのは
ラオスが歴史に登場するのは14世紀中頃。ランサン王国(ランサンとは百万頭の象という意味)がルアンパバンに王都を定めた頃からである。
16世紀には絶頂期を迎えた。その後ヨーロッパとの交易が行われイタリア人伝道師らに、ヴィエンチャンは当時の東南アジアでもっとも荘厳な町であると評された。18世紀にはいると王位争奪の争いから、ランサン王国はヴィエンチャン、ルアンパバン、チャンパサックの3つの国に分裂するが、その後1893年フランス領下となり、ランサン三国はラオ族のラオを複数形にしてラオスと呼ばれるようになる。
その後も、右派、中立派、左派の対立による抗争と、列強の介入により拡大するベトナムの内戦に巻き込まれ、政治的混乱の時代が続く。そして1975年、ラオス人民革命等の勝利により王制を廃止し、現在のラオス人民共和国を無血で樹立した。
■ヴィエンチャン
about Lao People's Democratic Republic
ラオスの首都であるヴィエンチャンは、メコン川沿いに作られたラオス最大の都市で、16世紀の半ばごろにセタティラート王King Setthathirat(1548-1571)により首都に定められた。そして現在も政治、経済の中心地で、空路、陸路での出入国のメインゲートともなっており、他の県とは違う行政特別市となっている。1999年6月からは、日本政府の無償資金協力によってできたワッタイ空港新ターミナルが利用されている。街並みはフランス植民地時代の古い建物と並木道、そして数多くの仏教寺院が混在し、アジアと西欧文化の融合が見られる。17世紀にヴィエンチャンを訪れた東インド会社の商人、Geritt Van Wuysthoffやイタリアの伝道師Leria de Mariniらは当時のヴィエンチャンを東南アジアでもっとも荘厳な町であると評しているが、現在もその面影を見る事が出来る。
■ルアンパバン
World heritage city Luangprabang
ルアンパバンはランサン王国(1353-1975)の王都で、古くはムアン・スワといい、その後シェントーン と呼ばれるようになった。カーン川とメコン川の合流地点に位置する緑豊かな町ルアンパバンは、その 美しいラオスらしい町並みと、歴史的、文化的遺跡保護の観点から、1995年、ユネスコによって世界 遺産に指定された。プーシーの丘から町並みが一望でき、ルアンパバン名物でもある夕陽は荘厳だ。
■パクセ近郊
Adoventure in the nature
チャンパサック県は南西ラオスに位置し、タイとカンボジアに国境を接している。県とはメコン川とセドン川の合流地点に位置しているパクセ。チャンパサックはカンボジアにアンコールワットを建設したクメール民族の発祥の地と言われている。またチャンパサックはまだ原始的な自然が残っており、エコ・ツーリズムに適する地域としても注目されている。
■ラオス北部
Adoventure in the nature
ラオス北部は国道も未整備なところが多く、旅行するのは大変ですが、その分魅力的な観光ポイントが沢山あります。時間にたっぷりと余裕があれば是非訪れてみて下さい。