※以下、
キューバ大使館より引用(2004年12月現在)
■キューバはどのような国か
キューバはカリブ海域のメキシコ湾の入口に位置し、キューバ本島、「青年の島」、約1600の小島と多島海から成る広大な群島であり、その面積は11万922平方キロメートルに当たる。
南北アメリカの間の恵まれた位置から、かつて「メキシコ湾の真珠」と呼ばれた。北にはフロリダ海峡とバハマ水域、南にはカリブ海とジャマイカ、西にはユカタン海峡、東にはパソ・デル・ビエントス海峡によって隔てられているハイチ共和国がある。
キューバ本島はアンティール列島で最大の島であり、長さは1200キロメートル、幅は191キロメートルから31キロメートルに及ぶ。島は長くて狭く、海岸線には入江、湾、砂州や大小の岬、半島があるが、その地形からして水量の豊かな長い川は存在しない。浜辺は快適で美しく、砂がいっぱいあるかと思えば大きな岩で形成されていて、大波が力強く打ち寄せている。あまり高くない山脈が国土のいくつかの部分を横断し、植物と動物の数は多い。
キューバ共和国は、政治・行政目的に留意し、1977年から14の州と169の自治体に再編成され、「青年の島」は特別自治体に指定されている。州は西から東に向かって、ピナール・デル・リオ、西ハバナ、ハバナ市、マタンサス、ビーリャ・クララ、シエンフエーゴス、サンクティ・スピリトゥス、シエーゴ・デ・アビラ、カマグエイ、ラス・トゥーナス、オルギン、グランマ、サンティアーゴ・デ・クーバ、グアンタナモと名付けられている。
公用語はスペイン語であり、キューバ民族とその象徴は一つ星の旗、バヤーモの歌、大王椰子の紋章である。 1976年に16歳以上の人々の97.7%によって承認された現行憲法によると、キューバ共和国は労働者、農民ならびにその他の肉体・精神勤労者の社会主義共和国である。
■キューバはどのような気候か
キューバの気候は湿気の多い熱帯性であり、年間の平均気温は摂氏24度、夏の気温は27度、冬の気温は21度である。
http://www.cubavip.com/spanish/clima.htm
■キューバにはどのような植物があるか
キューバの土地にはさまざまなすばらしい植物が生育し、その数は8000余の種類に達している。大王椰子と砂糖きびは、キューバの風景の中でとくにきわだっている。柑橘類、バナナ、パイナップル、穀類と豆類とくに米、野菜類といも類、前者ではとくにトマト、後者ではじゃがいも。
最も著名な原産品はタバコで、それは葉巻の生産に当てられている。ピナール・デル・リオのブエルタバッホのタバコ畑は、葉の良質なことで世界的な名声を得ている。
キューバの木材は、古くからすぐれた品質のものとみなされてきた。その中にはアカナ[アフテツ科の高い木]、マホガニー、黒檀、ヒキー[キューバ産の硬質の木]などがある。森林がたえず無差別に伐採されていたため、革命後、植林が最優先の仕事になった。「発見」当時、国土の60%が森林であったとみなされていたのに、今世紀半ばには8%にすぎなくなっていた。
キューバの国花は蝶百合(マリポーサ)であり、それは河、川、沼の岸にはえている。花弁は白で、かぐわしい香がする
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http://www.cubavip.com/spanish/flora.htm
■キューバにはどのような動物がいるか
キューバの国鳥は、赤と白と青、すなわちキューバの国旗と同じ色の羽毛を持つ、キューバ・キヌバネドリである。それは自由の象徴であり、捕らえられると生きることができなくなって、すぐに死んでしまう。キューバの森林の中でしか見られない。木か大王椰子の穴に巣を作り、飛び立って捕まえる昆虫を餌にしている。
動物はたくさんいて、種類はさまざまである。その特徴は、多くの標本の独特の美しさとともに、自然愛好家の研究の原因になっている。陸の動物は1万3000種類あり、その中には無脊椎動物、両棲類、鳥類、哺乳類があり、その大部分はキューバにのみ棲息している。
無脊椎動物で最も貴重なものの中に海綿動物がいて、それは西部の南海岸で捕らえることができる。甲殻類は河、川、周辺海域にたくさんいる。その中でロブスターと、白・黒・茶色のまじった蟹がとくに食用価値がある。昆虫は全土に分布していて、7000種類に達している。病気を伝える害虫もおれば、とても美しい益虫もいる。たとえば、その中で最も美しいのは蝶である。また蜜蜂は蜜をつくりだすとともに、授粉の働きもする。
軟体動物は陸上、川、海を含め、約1700種類に達する。食用価値としてとくに知られているのは牡蛎、あさり、たこ、いかである。世界で最も美しい軟体動物とみなされている有名なポリミタがいる。
キューバ島を取り囲んでいる海には、約450種類の食用の魚がいるとみられている。両棲動物についていえば、蛙、とくに世界で最も小さい蛙がたくさんいる。爬虫類は約100種類あり、その中にサンタ・マリータ・ボアがいて、それは体長4メートルにまで達し、キューバで最大の蛇である。
キューバはアンティール列島の中間に位置しているので、南アメリカに向かって移動する鳥と冬を過ごすためにのみやってくる鳥の休憩地として役立っている。そのため約300種類の鳥を鑑賞することができるが、純粋のキューバ種は三分の一だけである。フラミンゴや大つぐみのような、とても美しい鳥類もいる。小夜鳴き鳥や物真似鳥のような音色の美しいものもいるし、多くの害虫に対してトティのような経済的に有益な鳥もいるのである。変わった例は、たえず花の蜜を吸う蜂鳥であり、それは研究者によると、世界で最も小さな鳥である。
哺乳類は約30種類いて、その約70%はキューバの自生種である。最も興味深いのは絶滅寸前にあるアルミキーで、それはグアンタナモの山中に棲息している。