※以下、
バングラデシュ大使館より引用(2004年12月現在)
■ダッカ市内・郊外観光
バングラデシュの首都ダッカは、1977年9月28日の日航機ハイジャク事件の舞台として、多くの日本人の記憶に残っているかも知れません。そのダッカは今現在、約1,000万人の人口をかかえている大都市です。貧富の差が大きい町でもあります。企業経営者、政府高官僚、政治家、軍人、商店主、リキシャ持ち主などの幅広い職業の人達が住んでいます。また、物乞いの生活を送る最貧困層に属する人も見かけます。市内を走るバス、ミニバス、タクシ、ベビ・タクシー、テムポゥ、車、リキシャで常に賑わっています。オールドダッカは、交通渋滞が激しい時もあります。
モティジール商業地区は、ダッカ市内の中心部です。地区の南に国立競技場、国立バエトゥル・ムカッロム・モスク、中央郵便局などが隣接しています。その東側にコモラプール中央駅があります。駅構内は広々としており、とてもきれいです。中央駅からインター・シティ特急列車で、全国主要各都市に連絡されています。近くには、国立競技場、中央郵便局、電話局、ホテルプルバニーなどがあります。また、官庁街からもそれほど遠くありません。
この他、ホテルシェラトン、ロムナ公園、ダッカ大学、国立博物館なども近くにあります。
■クミッラ地域
ダッカから東へ約80キロの所にモイナモティ仏教遺跡があります。近くには、第2次世界大戦の日本人戦没者の墓地もあります。宿泊施設はあまり整っていないので、事前に観光公社に問い合わせておくとよい。
■シュンドルボン
インドのベンガル州沿岸部及びバングラデシュの南西沿岸地帯に広がる湿地帯で、世界最大のマングローブ林のシュンドルボンがあります。ベンガル語で「きれいな森」という意味を持ちます。総面積5,770平方キロのうち、 6割がバングラデシュに属しています。大小無数の河川が湿地帯を網の目のように流れており、森林のなかはベンガル虎をはじめ、ワニ、河イルカ、かわうそ、野生のサルやシカ、また数多くの野鳥の宝庫となっています。様々な旅行代理店が専用ボートによるシュンドルボン・ツアーを実施しています。
■チッタゴン
ダッカから約300キロ、東南部のベンガル湾に臨む港湾工業都市チッタゴン。コルノフリ川がベンガル湾に注ぐ地点に位置するバングラデシュ第2の都市です。市街地は川の北側の残丘の間および前面に拡がります。古くポルトガル時代から知られた港で、植民地時代はジュ−トとお茶の積出港とし、商業地としても栄えています。港湾地区には外国企業の誘致を目的とした輸出振興地区が設けられており、日本企業の進出も徐々に伸びてきています。日本企業の駐在員も数十名います。少数民族の風俗を展示した博物館や、ジアウル・ラーマン大統領が暗殺された場所(サーキット・ハウス)がジア記念館として公開されています。
■コックスバザール海岸
チッタゴンから南へ約160キロのところにコックスバザールがあります。コックスバザール砂浜は、長さとして世界最長とも言われています。 12〜1月頃のベンガル湾に沈む美しい夕陽が楽しめる他、ミヤンマー風建築の民家(少数民族が多く居住しているため)や仏教寺院が見られます。コックスバザール海岸は、南アジアの代表的なリゾート地であります。観光公社の宿泊施設を含む各種サービスが整っています。ダッカからの国内線飛行便もあります。
■バゲルハット・モスク
首都ダッカから南へ直線で約140キロ。ガンジスの大デルタ地帯の中に、世界でも珍しいイスラムの都市遺跡、バゲ−ルハットがあります。サイト・ゴンブッズ・モスクと呼ばれるこのモスクの広い屋根の全面を埋めたド−ムの列の中に入ると、SF映画のスクリ−ンの中へ迷い込んだような気分になるには違いありません。いかなる現代の前衛建築も、これだけの不思議な空間を演出することは不可能に思えます。
東西約6キロ、南北約3キロの範囲に連なる多種多様な遺構は、モスク、宮殿跡、道路、橋、貯水池などの集合です。モスクの名称自体ベンガル語で「60個のド−ム」の意味を持つが、ミナレットの上などを加えて驚くべき屋根の上部を飾るド−ムの数は実際に合計81個です。ベンガルの歴史を貫く精神の核とも呼ぶべきこのモスクの建設者の名はトルコ系の武将カ−ン・ジャハン・アリ−(Khan Zahan Ali)です。築かれた時期は5世紀初頭から中ばです。